新宿みやこんじょ継承記No.12 〜性格を変えた一つの旅〜

自転車で東京から九州一周。人見知りの挑戦

2009年、大学卒業を目前に控え、アメリカ行きも決まっていた21歳の春。
「このまま日本を出ていいのか?」
そんな思いがふと湧き上がりました。

どうせなら、日本を自分の足で感じてみたい。
体力には自信があったので、思い切って自転車で九州を目指すことにしました。

まずは2月、準備運動のつもりで四国一周へ。
約1000キロを10日足らずで走破。
「いける。」そう確信し、その3ヶ月後、本番の九州行きを決行しました。

東京から九州1周へ!2500キロの旅

父と「18日後に都城で会おう」と約束し、東京を出発。
1日100〜150キロのペースで西へ向かいました。

道中では、
大阪でサントリーさん、
広島で霧島酒造さん、
そしてみやこんじょのお客さんのご自宅に泊めていただきました。
若さと運動量のおかげで、毎晩驚くほどの量のご飯を平らげていたのを覚えています。

12日後、北九州に到着。
そこからは福岡〜大分〜延岡〜門川〜川南〜西都〜日南海岸と南下。

下関と北九州を結ぶ関門橋。

延岡では昭和24年創業の虎彦さんに立ち寄り、宮崎入りをケーキで祝福してもらい
門川や川南西都では常連さんや元スタッフの家に泊めてもらいました。
川南では早朝からとうもろこしの収穫も手伝いました。

びっくりするくらい甘い川南で取れたとうもろこし

当時日焼け止めなど塗っておらず宮崎ついてから両足が水脹れに。
心配されて病院に連れて行ってもらい両足包帯グルグルに巻いてもらいました。

こういう所も若さゆえの過ちです。

そして18日後、予定通り都城到着。

予定通り都城で父と再会
都城内では自転車を置いてえびの高原韓国岳へ登ったり温泉に入ったりしました。

霧島連山が見渡せる超絶景、おすすめです



本来なら屋久島を目指していたのですが、屋久島行きは悪天候でフェリーが欠航。
予定通り宮崎入りを果たしたため緊張の糸が切れたのもあり、諦め
桜島、熊本、久留米を経由し東京へ戻りました。

もともと社交的な性格ではありませんでした。
知らない人と話すのも得意ではなかった。
それでも、この旅で人に助けられ、人に支えられ、
少しだけ殻を破れた気がします

自転車一台の若者を、これほど温かく迎えてくれる。
それは僕自身というより、「みやこんじょ」という看板があったからこそだと思います。

あの時走った九州の道と、出会った人たちの温かさは、
今も僕の土台になっています。

最後にお世話になった方々へのお手紙

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この記事を書いた人

宮崎居酒屋「みやこんじょ」二代目。
アメリカで寿司職人を経験後、父の店を継ぐ決意をしました。
人と人がつながる場所としてのみやこんじょを、次の世代へつないでいきたいと思っています。
二代目としての日々や、店のリアルを発信中。