申し遅れました!
ブログ10回目にして、今さらですが自己紹介をさせてください。
これまでみやこんじょのことばかり書いてきて、
書いている自分のことをほとんど詳しく触れていませんでした。
最近、みやこんじょのInstagramやThreadsを始めて、
いろいろな方にフォローしていただくようになり、
このタイミングで一度、きちんと自己紹介をしておこうと思います。
改めまして、よろしくお願いします。
宮崎と長野のハーフで、
よく「顔もハーフっぽいね」と言われる辰年生まれの龍です。
現在はアメリカ合衆国フロリダ州マイアミで、寿司シェフとして働いています。
そして、今年6月までに本帰国し、みやこんじょで働き2027年を目処にみやこんじょを継ぐ予定です。

1年中暖かいです
幼少期〜大学時代

小さい頃のみやこんじょの記憶は、
店の隅でお皿洗いをしていたことです。
当時働いてくれていたスタッフの皆さんも本当に優しくて、
年始にはお年玉をもらったこともありました。
今思えばあの狭いキッチンで子供が皿洗いしてるのに邪魔者扱いもせず、可愛がってもらえた事は
お店に対していい記憶として残っているのも大事な事だと思います。
正直、仕事そのものよりも楽しみだったのは、
営業後に父とご飯を食べに行くことでした。
夜遅くにラーメンや焼肉を食べて帰る、あの時間が好きでした。
実家が「店だった」という感覚より、
生活の一部にみやこんじょがあった、という感覚の方が近いです。
大学時代は、アルバイトの一人として、
他のスタッフと同じ条件で働いていました。
その頃は、この店を継ごうなんて考えは一切なく、
「そろそろ就活しないとなぁ」と、
どこにでもいる大学生のようなことを考えていました。
アメリカ行きのきっかけ
転機になったのは、父からアメリカ行きの話をもらったことです。
ビザの申請には5年ほどかかること、
兄が同じ道を進むこともあり、
「もしよければ行ってみないか」と声をかけてもらいました。
2007年12月、大学2年生の頃です。
大学卒業後、ビザが下りるまで少し時間ができたので、
若いうちにできるだけいろいろ経験しておこうと、動き回っていました。
自転車で九州まで行って一周したり、
ヨーロッパ9カ国を列車で旅したり、
沖縄で自給自足キャンプをしたり。

タイ・インド・アメリカ西海岸をバックパッカーとして回り、
ペルーでは考古学博物館で1年間ボランティアをしながら
スペイン語を学んだりもしました。

結局、日本が大好きなんだなと感じつつも、ずっと実家暮らしをしていたので
「アメリカに行くなら、自立してから行かないときついだろう」
そんなことを心のどこかで考えていました。
ワシントンDC時代(2014〜2021)
2013年6月、ペルーから戻ってきて9ヶ月後、
ビザが下り、いよいよ長期で日本を離れる時が来ました。
最初に働いた店は、
ビザを申請してもらった代わりに「3年間は働く」という約束があったので、
まずはその3年間を全うしました。
その後、知り合いの店へ移り、
日本の調味料や味付けを活かしつつ、
アメリカナイズされた寿司を提供する環境で働きました。
寿司の技術は、ここでかなり鍛えられたと思います。

その後、NYでミシュランを取っている高級店がワシントンDCにもオープンする
タイミングで声をかけていただき、そちらへ。

そこでミシュランを取ることができましたが、
コロナの影響で一時休業に。
約6ヶ月仕事がない時期もありましたが、
当時流行り始めていたシェアキッチンでラーメンの仕事を1年ほど経験し、
その後、現在のマイアミの話をいただき、再び寿司の世界へ戻りました。
マイアミ時代(2021〜2026)
フロリダ州マイアミでもミシュランが始まるというタイミングで、
再び高級おまかせ寿司の世界へ。
ありがたいことに、ここでもミシュランを取ることができました。
この頃から「そろそろ日本に帰りたいな」という気持ちはありましたが、
日本で何をするのかが見えず、
「このままアメリカで骨を埋めるのかな」と思っていました。
そんな中、一時帰国した際に、
何気なく父に「そろそろ日本に帰りたいなぁ」と言ったところ、
返ってきたのが、
「みやこんじょやればいいじゃん」
という一言でした。
みやこんじょを継ぐなんて、
正直、それまで一度も本気で考えたことはありませんでした。
でも、日本に戻れる「理由」ができた気がして、
思わず「継いでいいの?」と聞いてしまいました。
そこからすぐに話が進んだわけではありませんが、
2024年の夏、父が大きな交通事故に遭い、
リタイアを強く意識するようになり、
改めて
「みやこんじょ、やってくれないか」
と直接言われたことが、決断の決め手でした。
これからのこと
長年みやこんじょを愛してくれた常連さんの顔や、
もし店がなくなった後の未来を考えると、
この決断は間違っていないと、今は思っています。
まだ、これから迎える「二代目」という立場が、
どんな形に落ち着くのかは正直わかりません。
ただ、みやこんじょを大きく変えるつもりはありません。
日々学びながら、
店の空気や雰囲気を壊さないように、
少しずつ向き合っていけたらと思っています。
これからも、
みやこんじょのこと、事業承継のこと、
日々感じたことを書いていきますので、
よければ引き続き読んでいただけたら嬉しいです。
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