新宿みやこんじょ継承記No.21 〜日本人の配偶者ビザ〜

思っていたより時間のかかる配偶者ビザ

現在、アメリカ人の妻の日本の配偶者ビザを申請中です。

去年の夏前の時点では、行政書士の方から
「通常であれば1〜3ヶ月で下ります」
との説明を受けていました。

そのため、タイミングを見ながら進めていこうという話だったのですが、
去年の夏に一時帰国した際に必要書類をすべて揃え、
提出できるものは提出してアメリカへ戻りました。

その後、本帰国の約6ヶ月前、
去年の11月頃に再度確認したところ、
状況が大きく変わっていました。

「現在、入国在留管理局がかなり混み合っていて、
6ヶ月ほどかかる可能性があります
」

そう言われ、急いで正式申請。


それから約5ヶ月。
現時点ではまだ結果は出ていません。

受付番号はしっかり発行されているので、
あとはただ待つのみです。

本来は妻と一緒に日本へ帰る予定でしたが、
僕自身すでに仕事を辞めている以上、
ビザ待ちだけで時間を止めるわけにもいかず、
先に帰国する方向で進めています。

実際にかかった費用と流れ(参考)

ここからは、これから申請する方の参考になればと思います。

まず、日本人配偶者ビザの費用ですが、
2〜3社調べた結果、だいたい11万円前後でした。

これは行政書士の方にすべて任せた場合の金額です。

僕の場合は少し特殊で、
「日本に住んで呼び寄せる」のではなく、
アメリカ在住の状態からの申請だったため、
日本での納税実績がない点が通常と違いました。

そのため、
親に保証人になってもらう形を取りました。

ここで重要なのは、保証人となる親が
しっかり住民税を納めていること。

さらに、

  • 日本での雇用先が決まっているか
  • どれくらいの収入があるか
  • 日本で安定した生活ができるか

つまり、
「日本で困窮せず、公的支援に頼らず生活できるか」
という点が審査されます。

書類自体は、思っていたよりシンプルでした。

もちろん数は多く、集めるのに時間はかかりますが、
内容自体はそこまで難しいものではなかった印象です。


アメリカの永住権と比べると

これをやりながら、ふと思い出したのが
約15年前に取得したアメリカの永住権です。

こちらはタイプにもよりますが、僕の場合

  • 弁護士費用:約5000ドル
  • 指定病院での健康診断
  • 書類準備
  • そして待ち時間が約5年

今振り返ると、かなり時間がかかりました。

もちろん、アメリカ人の配偶者からの永住権取得は
もう少しスムーズかもしれませんが、
それでも日本と比べるとハードルは高い印象です。

移民が増える日本と、これから

最近は移民に関するニュースもよく目にします。

僕が日本を出た2014年と比べると、
外国人の数は明らかに増えました。

実際、2025年末時点で日本に在留する外国人は
【約412万人(前年比+9.5%)】と過去最多を更新。

一方で、不法残留者は減少傾向にあり、
制度自体は整備されてきている印象です。


個人的には、ルールが厳しくなること自体は
良い流れだと思っています。

これまではどちらかというと
「整備されていなさすぎた」側面もあったのではないでしょうか。

人口減少が進む日本にとって、
外国人の受け入れは避けられない課題です。

だからこそ、
どう受け入れるかがより重要になってくる。


今回、自分自身が当事者として
配偶者ビザを申請してみて、

制度の現実や流れを
肌で感じることができました。


あとは無事にビザが下りるのを待つだけです。

こういった経験も、
これからの人生やみやこんじょに
どこかで活きてくると思います。

マスター

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この記事を書いた人

宮崎居酒屋「みやこんじょ」二代目。
アメリカで寿司職人を経験後、父の店を継ぐ決意をしました。
人と人がつながる場所としてのみやこんじょを、次の世代へつないでいきたいと思っています。
二代目としての日々や、店のリアルを発信中。