父の店が繋いだ、20年越しの家族のお話

先日、無事に成人式が執り行われたようで、
その流れでみやこんじょにとても素敵な出来事がありました。
約20年前の2004年。
みやこんじょで出会ったお二人が結婚され、
その間に生まれたさくらちゃんが、今年無事に成人を迎えました。
父親の真樹さんとは、僕自身も中学生の頃からのお付き合いで、
気づけばもう25年近くになります。
日本に帰国するたびにほぼ必ず飲みに連れて行ってくれたり、
一緒に野球をしたりと、家族ぐるみのような関係です。
そんな真樹さんは、
「娘が20歳になったら、最初のお酒はみやこんじょで」
とずっと決めていたそうです。
そしてついに、その日がやってきました。

1月生まれのさくらちゃんは、
みやこんじょ恒例のお誕生日会で盛大にお祝いされ、
真樹さんもマイクを持ってスピーチをしてくれました。
「ここで嫁と出会って、
そこで生まれた娘が二十歳になって、
今日こうして初めて一緒に酒を飲める。
皆さんにもチャンスはあります。
たまたま僕はそのチャンスを活かしただけです。」

この言葉を聞いたとき、
みやこんじょってやっぱり“人生の節目”が集まる場所なんだなと、
あらためて感じました。
みやこんじょで出会って結婚された方は、実はかなり多いです。
相席というスタイルや、宮崎・九州出身の方が多いこともあり、
話してみると自然と距離が縮まり、
気づいたらつながっていることがよくあります。
「地球って狭いなぁ」と思う瞬間が、
この店にはたくさんあります。
僕が学生の頃、みやこんじょでアルバイトをしていた時には、
“アルバイト二世”の子もいました。
1980年代、みやこんじょがオープンした頃に
ここでバイトしていた方同士がみやこんじょで出会って結婚し、
そのお子さん(僕と同世代)が学生時代に
みやこんじょでバイトしてくれていたのです。
今回のような話を聞くたびに
アメリカから帰ってまで家業を継ぐ決断をしてよかったな
と心から思います。
みやこんじょは、
ただの居酒屋ではなく、
人の人生が重なっていく場所なんだと思います。
これからは二代目として、
次は「孫の世代」が集まれる場所になるまで、
頑張っていかなきゃいけないなと思いました。

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