新宿みやこんじょ継承記No.5 〜創業70年 延岡虎彦〜

昭和24年から続く、延岡の和菓子屋「虎彦」

宮崎県延岡市に、
昭和24年から続く和菓子屋さん
虎彦」があります。

うちの家族ともとても縁が深く、
父と一緒に宮崎へ行くたびに、
都城市から車で2時間以上かけて虎彦まで挨拶に伺ったことが、
これまで何度もありました。

今思えば、
「商売は人とのつながりなんだな」
自然に感じていた時間だったのかもしれません。

同い年のご縁、大学時代の思い出

虎彦の双子姉妹、和泉さん・真澄さんとは同い年で、
気づけば大学生の頃からの付き合いになります。

大学時代、
自転車で九州を一周するという無謀な旅をしたことがあるのですが、
その途中で虎彦に立ち寄り、
温かいおもてなしをしてもらったことが今でも忘れられません。

あの時のことは、
いつかまた改めて記事に書こうと思っています。

2009年東京から15日近くかけて宮崎県延岡入り

立春大福、突然のピンチ

そんな虎彦で、
この時期だけ販売される人気商品
「立春大福」があります。

毎年楽しみにしている方も多いこの商品を、
営業部長の和泉さんは
今年も「売る気満々」で準備をしていました。

ところが――
毎年取り扱ってくれていた大型スーパーが、
突然、取り扱い中止に。

結果、
計画していた立春大福5000個分の穴が空いてしまい
それをどうにかしなければならない
という状況になってしまったのです。

SNSの力と、人の力

そこで和泉さんは、
Instagramで立春大福の販売について呼びかけました。

すると、
フォロワーさんの拡散、
さらにYahoo!ニュースへの掲載もあり、
なんと数日で 半分の2,500個に到達

もちろん僕も、
微力ながらアメリカから実家宛てにオーダーしました!

ピンチは、やっぱりチャンス

これは本当にすごいことだと思います。

日頃から積み重ねてきた信頼
人とのつながり、
そして和泉さん自身の行動力。

すべてが合わさって生まれた結果だと感じました。

「ピンチはチャンス」とよく言いますが、
まさにそれを体現した出来事でした。

長く続く商売には、
やはり理由がある。

そう改めて思わされました。

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この記事を書いた人

宮崎居酒屋「みやこんじょ」二代目。
アメリカで寿司職人を経験後、父の店を継ぐ決意をしました。
人と人がつながる場所としてのみやこんじょを、次の世代へつないでいきたいと思っています。
二代目としての日々や、店のリアルを発信中。

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