
今日は、みやこんじょの姉妹店である
『MR.HERO』について、日頃思っていることや、これからの新しい展望について少しお話しさせてください。
現状を正直にお伝えしますと、MR.HEROは
「平日は基本的にお客さんがゼロ、週末にまぁまぁご来店いただける」
という状態が続いています。
店を預かる立場としては、これだけのスペースがあるのに
「なんとも勿体無いな……」
というのが本音です。平日に15名様ほどのパーティーのご予約でも入れば、
それだけでもう万々歳なのですが、
なかなか平日の稼働を上げるのは難しいのが現状です。
ただ、この店は他にはない独自の面白さがあると思っています。
「自分でお酒を注ぐ」という、一石二鳥のスタイル

MR.HEROにはスタッフが常駐していません。
その代わり、お客様が自分たちでカウンターに入り、
好きなお酒を注いで楽しむスタイルをとっています。
これはこちらサイドとしてもオペレーション的に助かりますし、
お客様にとっても
「バーのオーナーになった気分」
で気兼ねなく楽しめるという、まさに一石二鳥のシステムです。
実際に使ってくださるお客様にはいつも大喜びしていただけていて、
コースであればお一人様5,000円で料理が付き、ビールも含めて2時間飲み放題。
さらにカラオケもダーツも完備しています。
価格と内容を考えても、かなり贅沢に貸切空間を楽しんでいただけるプランだと自負しています。
先日、ホームページを見て初来店してくださったお客様が、とても良い使い方をしてくださいました。
みやこんじょで飲んだ後の「二次会」としてMR.HEROへ移動し、
自分たちでカウンターに入ってお酒を作るプロセスを本当に楽しそうに満喫されていたのです。
こうした姿を見ると、この空間があって本当に良かったなと感じます。
もともとこの店は、そうした「二次会利用」をメインに想定していました。
しかしコロナ禍以降、世の中的に夜の引きが早くなり、
以前ほど二次会へ流れるという風潮自体が減ってしまったようにも感じています。
二代目としての葛藤と、偶然のきっかけ
時代の変化に合わせて、
「では、二代目の僕が毎日MR.HEROに入れば、多少はお客さんも増えるだろうか」
と考えたこともありました。
しかし、そうすると今度は
「自分でお酒を注いで、プライベートな空間を楽しみたい」
という自分で作る良さを消してしまうことになります。
僕がバーテンダーとして常駐することは、この店の本来のコンセプトとは少し違う気がしていました。
そんな風にこれからの営業スタイルについて悩んでいた先日、あるアクシデントが起きました。
みやこんじょ本店の冷蔵庫が壊れてしまったのです。
急遽、MR.HEROにあって動かしていなかった冷蔵庫を代わりに使うことにしたのですが、
その冷蔵庫を動かした場所が、なんとも「寿司バー」をやるのにぴったりな配置になりました。
カウンターの奥側なので、お客様がドリンクを作る導線の邪魔にも一切なりません。
少し大袈裟かもしれませんが、みやこんじょの神様から
「ここで寿司をやれ」
と言われたような、不思議な巡り合わせを感じました。
不定期開催の「みやこんじょ寿司バー」という新しい試み
そんなきっかけもあり、今後はMR.HEROのスペースを使って、不定期開催の「みやこんじょ寿司バー」をオープンしていきたいと考えています。
これまではお客様が来てくださるのを待つという「受け身」の姿勢が多かったMR.HEROですが、これからは自分から色々なイベントを企画し、新しい楽しさを提案していく「攻めの姿勢」も持っていきたいです。
これまでの貸切バーとしての魅力はそのままに、新しく生まれるMR.HEROの展開をぜひ楽しみにしていただけたら嬉しいです。どうぞご期待ください。

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